「シャドウバース ワールズ ビヨンド(シャドバビヨンド)」を始めたばかりの方や、前作からのプレイヤーが最初に戸惑うポイントの一つがカード分解の仕様変更です。「いらないカードを分解できないの?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、シャドバビヨンドのカード分解は「同じカードが4枚以上になった場合の、余った分だけを分解する(余剰分解)」という仕組みに変わりました。この記事では、新しいカード分解の仕様について、そのメリットと注意点を分かりやすく解説します。
カード分解の基本ルール
本作でカードを分解できるのは、同一カードの所持枚数が4枚以上になった場合のみです。デッキに必要な最大3枚+予備1枚は保護され、5枚目以降のカードが分解対象となります。
ポイント:絵違い・プレミアカードも「同じカード」としてカウント
通常版のカードだけでなく、イラストが動く「プレミア版」や、イラストレーター違いの「絵違いカード」も、カード名が同じであればすべて同一カードとしてカウントされます。
(具体例)
- 通常版を3枚、プレミア版を2枚持っている場合 → 合計5枚なので、1枚分解可能
- 通常版を2枚、絵違い版を1枚持っている場合 → 合計3枚なので、分解は不可
この仕様のおかげで、プレミアカードなどを手に入れた際にも、不要なカードを整理しやすくなっています。
前作からの変更点
メリット:誤って必須カードを分解する事故がなくなった!
前作でありがちだった「デッキで使っているキーカードを間違って分解してしまった…」という悲しい事故。本作の仕様では、デッキ構築に必要な枚数が常に確保されるため、誤分解のリスクが完全にゼロになりました。これにより、プレイヤーは安心してカード管理を行うことができます。
注意点:不要カードで資産を増やす動きはできない
一方で、前作のように「今は使わないレジェンドカードを分解して、新しいデッキの生成に必要な資産(レッドエーテル)に変換する」といった、戦略的な資産運用はできなくなりました。
そのため、様々なデッキを組むためには、より多くのカードを着実に集めていく必要があります。カードパックの開封やイベント報酬などで、コツコツと資産を増やしていくことが、これまで以上に重要になると言えるでしょう。